作品内容
注意:(VJ015144)「虜ノ姉妹 ~淫らに弄ばれる運命の迷い子~ 期間限定パッチ対応版」と内容の重複があります。
■ストーリー
塔夜水咲(とうや みさき)は、名門校と呼ばれる私立藍ヶ丘学園に通う女子学生。
幼い頃に両親を亡くし、一時的に施設で暮らしていたのだが、子供のいない夫婦に引き取られて養子になった。
心優しい養親に育てられた水咲は、幼なじみの瓜生一穂(うりゅう かずほ)・双葉(ふたば)姉妹らと
充実した日々を送っているのだが、ひとつだけ気になっている事があった。
それは、生き別れた妹のこと。
水咲は双子で、氷花(ひょうか)という妹がいるのだが、
水咲より先に別の家庭に養子として引き取られていき、それ以来会っていない。
きっと、自分と同じように幸せに暮らしているはず。
そう信じ、いずれ養親の面倒も見られるくらいになったら、氷花を探してみようと思っていたのだが……。
再会の日は突然やってきた。
ある日。学園に転校生がやってくる。
その転校生が生き別れた妹の氷花だった。
思いがけない再会に喜ぶ水咲。そんな水咲とは対照的に、戸惑う氷花。
その様子が気になった水咲は、氷花が引き取られた先を調べてみる。
氷花の養父は「キジマシステム」という大きな会社の社長だった。
幅広く展開している大きな企業なのだが、黒い噂も飛び交っていて、なんとなく不安になる水咲。
そして、その不安は的中してしまい、水咲は絶望的な真実を知ってしまう……。
■登場キャラクター
【どんなときでも前向きで優しいお姉ちゃん。】
●塔夜 水咲 (CV:星宮リリィ)
私立藍ヶ丘学園2年生。
帰宅部。
明るく人見知りをしない性格で、距離感を掴むのが上手く、人と仲良くなるのが早い。
氷花とは双子なのだが、幼い頃に両親を亡くした後、
違う家に養子として引き取られ、別々に暮らしてきた。
暖かく育ててくれた養親だが、養父は病で亡くなってしまい、
養母も病気を患った後、リハビリをしながら養護施設で暮らしている。
そのため、現在は一人暮らし。
人を助ける仕事がしたいと思っていて、将来は医療の道へ進もうと考えている。
生みの母はフルート奏者で、その影響でフルートを始めた。
ほぼ独学だが、人前で演奏できるくらいの腕を身につけた。
「またいつか、一緒に暮らせたらいいよね」
【物静かで感情を表に出さない妹。】
●貴嶋 氷花 (CV:猫田みけ)
私立藍ヶ丘学園2年生。
美術部。
水咲の双子の妹。
感情の起伏が小さめで、表情を大きく変えることがほとんどない。
自分の意見を口にすることは少なく「何を考えているのかわからない」と言われることも多い。
幼い頃に貴嶋家に養子として引き取られ、水咲とは別々に育ってきた。
実の父親が画家で、その影響からか絵を描き始める。
学園では美術部に所属していて、遅くまで残って黙々と絵を描いていることが多い。
「私は、大丈夫だから……放っておいて」
【面倒見の良く慕われている、ホッケー部キャプテン。】
●瓜生 一穂 (CV:藤崎紗矢香)
私立藍ヶ丘学園3年生。
ホッケー部キャプテン。
落ち着いた性格で面倒見が良く、同級生や後輩たちから頼りにされている。
部ではキャプテンで、チームのポイントゲッターとして活躍している。
父は、規模は小さいけれども技術力で有名な町工場の社長。
家は塔夜家と近所で、水咲とは幼いころからの付き合い。
水咲にとっては実の姉のような存在。
一穂も水咲のことは妹のように思っている部分がある。
甘い物好きで、あまり表には出さないけれど双葉の作る菓子を楽しみにしている。
「まあ、みんな私の妹みたいなものだからね」
【元気に周りを明るくする、年下のムードメーカー。】
●瓜生 双葉 (CV:星空ユメ)
私立藍ヶ丘学園1年生。
菓子研究部。
一穂の妹。
一穂と同じく水咲とは姉妹のようにして育った。
姉の一穂とはまったくの正反対で、やんちゃな性格。
何事もやる気を出すまでに時間がかかるけれども、やればできる子。
基本的にノリは軽めだが義理人情に厚く、友達・仲間を大切にする。
困っている人を放っておけない性格で、わりとお節介焼き。
よく言えば人が良いのだが、悪く言うとお人好し。
また、さみしがり屋な面があり、何かと一穂や水咲について歩いてる。
料理は全般的に下手だが、菓子作りは上手で、部で作ったお菓子をよく一穂にあげている。
「疲れた時は甘い物が一番だよ。はい、食べて食べて」
【すべてを受け入れて生きる美人秘書。】
●百合本 由奈 (CV:東シヅ)
株式会社キジマシステム・社長秘書。
貴嶋家に住み込みで、プライベートの世話も兼ねている。
短大卒業後、別の会社で社長秘書をしていたのだが、
諸事情あってキジマシステムの秘書になり、貴嶋家で暮らすことになった。
落ち着いた性格で、感情的になることはほとんど無く、どんな相手でも分け隔て無く接する。
仕事は非常に丁寧かつ有能で、取引先の評判も良く、
打ち合わせ等のメンバーにわざわざ使命されることも多い。
弟がいるのだが、難病を患っていて入院生活が続いている。
「わかりました……仰せのままに」